07.日焼け後の対処法
保健師便り2016.08.03 172127view
日焼けは「やけど」の一種です。たかが日焼けと軽く考えず、やけどと同じように厳重に対処しましょう。
今回は日焼け後のケアのポイントもご紹介します。
顔も身体も同様に、冷やす⇒保湿が大切です。
痛みがある程度おさまるまで、冷たいシャワーを浴びるか水風呂に入ります。
その後、日焼けした箇所全てに濡れタオルを巻きます。特に痛みが激しい箇所には、保冷剤をくるんだ濡れタオル・または氷水を入れたビニール袋を当てましょう。
※冷やしてもまだ我慢できないくらいの痛みがある場合・水ぶくれができている場合は、皮膚科へ受診してください。
十分に冷やしてある程度痛みがおさまったら、皮膚の保護をしてあげましょう。
痛い場合は化粧水だとしみることがあるので、クリームを塗ることをおすすめします。
痛みが引いたあとも最低1週間は塗り続けましょう。
日焼け直後は身体全体の水分が失われている状態なので、内側からも水分補給をしてあげる必要があります。
普段水を意識して飲んでいない方は、水を持ち歩き、こまめに水分補給をしましょう。
日焼けした後は、身体が弱まっている場合があるので、いつもより早く布団に入るようにして、意識して睡眠時間を長くしましょう。
特にたんぱく質、亜鉛、ビタミンC、ビタミンEを摂取して、しっかりと栄養を補給しましょう。
女性の方は、顔を思いっきり日焼けしてしまった場合、直後のメイクに困りますよね。
ノーメイクだと、日光を直に浴びてしまうことになるので、ファンデーションはつけることをおすすめします。
ポロポロ剥がれそうな皮がでてくるかと思いますが、無理して剥かないようにしましょう。
ポロポロが気になる場合は保湿が十分にされていないということでもあるので、
気になった場合はクリームを塗って保湿をしましょう。
一度日焼けした肌はとてもデリケートな状態なので、新たな日焼けをしないよう意識しましょう。
外出する際は長ズボンや上着をはおる、帽子、日傘などで肌を完全に隠しましょう。
長時間外にいないようにすることも大切です。
この記事は、神奈川県川崎市高津区にある健診機関「京浜保健衛生協会」が執筆・監修しています。人間ドック/巡回健診/女性のための健診/がん検診など、健診でお悩みの際はお気軽にご相談ください。