脂質|一般財団法人 京浜保健衛生協会

検査結果項目

脂質

血液中の脂質の量を測る検査です。
コレステロールは体の細胞やホルモンを作る成分として、中性脂肪はエネルギーの貯蔵庫としてどちらも体には必要なものですが、多すぎると脂質異常症と言い、動脈硬化を進め心筋梗塞や脳卒中の原因になります。
コレステロールには動脈硬化を進める悪玉(LDLコレステロール)と悪玉を肝臓へ運んでくれる善玉(HDLコレステロール)があります。中性脂肪とHDLコレステロールはシーソーに乗っている状態で、一方が上昇すると一方が下降するという動きをします。
Non-HDLコレステロールは総コレステロール値からHDLコレステロール値を差し引いたもので、従来の総コレステロール値より、虚血性心疾患や脳血管疾患のリスク評価に優れているとされています。

項目
単位
基準値
総コレステロール
mg/dℓ
130~219
LDLコレステロール(悪玉)
119以下
HDLコレステロール(善玉)
40以上
空腹時中性脂肪
149以下
Non-HDLコレステロール
149以下
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